自分でできる!住まいのチェック

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自分でできる!住まいのチェック

住まいのチェック CHECK POINT !!

大切な住まいに、長く快適に住み続けるためにも、普段から気をつけておくことが大事です。建物にガタが来ているかどうか、最初は目立たなくても、そのまま放っておけば、建物の寿命を短くしてしまいます。そんなポイントがご自分でも見てもわかるように、チェックポイントをアドバイスいたします。

Check1 基礎・外壁

モルタル塗り外壁の亀裂です。大きい亀裂や、亀裂がたくさんあると壁の内部に雨水が浸入する可能性があります。家の内部に水のしみた跡などがある場合はすぐに専門業者に確認してもらいましょう。早期に補修をすると、建物への影響を軽減できますので定期的に外壁を確認してください。

外壁面をさわって手が汚れています。これは外壁の塗膜が劣化している状況です。定期的に確認してもしこのような現象が現れたら、早めに外壁の改修工事が必要です。

Check2 屋根・防水

コーキングと呼ばれる防水剤が劣化しています。窓廻りや、建材同士の接合部に使用します。経年の劣化によりひび割れたり、接着不良により隙間があいたりします。5年をめどに確認し、隙間やひび割れがあるようでしたら、コーキングの打ち替えをおすすめ致します。

屋根の鋼板に錆が出ています。放置しておくと腐食が広がり雨漏りの原因になります。屋根や庇に鋼板が使用されている場合は、危険のない範囲で鋼板部分を確認し、劣化が見られる場合は、その程度により、塗装または鋼板の葺き替えが必要になります。早めに対処すればコストは比較的抑えられます。見えない部分ははしご等を使用し確認致します。

コロニアル葺きの改修状況です。左側が既存の屋根ですが、屋根材の表面の塗膜が劣化しています。塗膜が劣化すると屋根材の防水性能、屋根材の強度に影響を及ぼします。5年から7年程度で塗り替えをしていくのが理想的です。劣化がすすむと屋根の下地にも影響します、屋根材の葺き替えが必要になる場合もあります。信頼できる業者へ連絡し、早期のメンテナンスをおすすめ致します。

バルコニーの排水口です。ここにゴミが詰まるとバルコニーやベランダに水がたまったままになります。放っておくと雨漏りの原因になります。半年に1回程度は確認して清掃を行ってください。

塗膜防水の亀裂です。簡単に確認出来るような場所ではない場合が多いので、10年以上経過する前に一度専門業者に確認してもらうことをおすすめ致します。防水が劣化しますと、雨水が直接建物に進しますので、気づかず何年も経過しますと、建物への影響が大きくなります。

Check3 水廻り

洗面化粧台の排水管より漏水があり、化粧台床板が腐食しています。荷物があり気が付かないことが多いようですが、大掃除の時などに確認してみてください。水やお湯の栓もこの部分にあり、締め付けがゆるむとやはり水が漏れます。放っておくと床板まで腐食してしまいます。さわってみて濡れているようなら、専門業者に確認してもらうことをおすすめ致します。

ユニットバスの排水口です。髪の毛などが詰まると排水の流れが悪くなります。目皿(髪の毛などをキャッチする網状の蓋)の掃除は1〜2週間に1回は行ってください。髪の毛や石けんかすが、排水の配管で詰まると補修が大変ですので、そうなる前にこまめに清掃することをおすすめ致します。

Check4 床・壁・天井・建具(ドア・窓)

ドアの建付の不具合です。このケースは床が下がっていてドアがドア枠にあたってしまいます。常に使用する所なので不具合も見つかりやすいと思います。原因は様々です、あまりにもひどいようであれば地盤沈下等も考えられます。専門業者にご相談下さい。

床板が沈む為補修しました。床が沈んだり、床が鳴る場合は建物自体に大きな影響があることはそう多くはありませんが、土台や根太が腐食しているケースもありますので、床を剥がして確認が必要です。他の部分と比べて明らかに沈み込みが激しかったり、床鳴りが激しい場合は、専門業者にご相談下さい。

壁に雨漏りのシミが出ています。この様なシミや部分的なカビの発生は雨漏りが疑われますので、推測での補修は避けて、水の進入ヶ所を特定し、補修方針を提案してくれる業者を捜しましょう。安易に全面的な工事をしても効果が得られない場合がありますので、業者選びは慎重にお願いします。